私、このブログを始めるにあたって、Gmailでブログ用のメールアドレスを取得したんですよ。
サーバー契約やドメイン取得など、ブログ運営に関する登録をそれでしようと思って。
でも、ブログを続けていると問い合わせや広告掲載依頼もあるので、その返信をGmailアドレスを使ってするのって、どうなんだろう…と思いました。
Gmailって、あくまでも誰でも使えるフリーメールなんですよね。
やっぱり、ちゃんとしたメールアドレスの方がいいですよね。
事業としてブログをするのであれば、なおさら必要だと思います。
このブログはエックスサーバーを使って運営しています。
エックスサーバーでは、簡単に“独自ドメインのメールアドレス”を取得することが可能なのです。
user@example.com
info@example.com
こんなメールアドレスが簡単に、そして無料で作れます。
というわけで、私も独自ドメインのメールアドレス『~@life-jam.com』を取得することにしました。
このページでは、エックスサーバーで独自ドメインのメールアドレスを取得し、Gmailで送受信するための設定方法を解説しています。
エックスサーバーでメールアカウントを作成
まずは、独自ドメインのメールアドレスを取得するためメールアカウントの作成を行いましょう。
エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。
[メール]の項目にある[メールアカウント設定]をクリック。
メールアドレスを取得するドメイン名の右端にある[選択する]をクリックします。
[メールアカウント追加]をクリック。
メールアカウントの作成に必要な項目を入力します。
- メールアカウント:@マークより前の部分
- パスワード
- パスワード(確認)
- 容量:デフォルトで300MBに設定されているので、特に希望がなければそのままで問題ないと思います
- コメント:必要であれば『○○用』のように、自分が管理しやすいものを入力しておくといいかもしれません(空欄でも可)
入力できたら、[メールアカウントの作成(確認)]をクリックします。
取得するメールアドレスを確認し入力内容に間違いがなければ、[メールアカウントの作成(確定)]をクリックします。
これで独自ドメインのメールアドレスが取得できました。
[メールアカウント一覧]をクリックして次の設定に移ります。
作成したメールアカウントの転送設定
つづいて、取得したメールアドレス宛のメールをGmailでも受信できるように転送設定をしていきます。
取得したメールアドレスの右側にある[転送]をクリックします。
転送設定に必要な項目を入力します。
- メールアドレスに残すかどうかの設定:お好みで(デフォルトは残す)
- 転送先アドレス:転送先のGmailアドレス
入力できたら、[転送設定の追加]をクリック。
これで転送設定が完了し、Gmailでもメールが受信できるようになりました。
[メールソフト設定]をクリックします。
メールソフトの設定に必要な項目が確認できます。
表示されている『送信メール(SMTP)サーバー』の情報は、このあと行うGmailでの設定で必要になるので、メモするかページを開いたままにしておきましょう。
Gmailにメールアドレスを追加
ここまでの設定で、独自ドメインのメールアドレス宛のメールをGmailでも受信できるようになりました。
現段階では受信のみ可能で送信できない状態なので、Gmailを使って独自ドメインのメールアドレスから送信できるように設定していきます。
『転送先アドレス』として設定したGmailアカウントにログインします。
右上の[歯車]をクリックで展開させ、その中の[設定]をクリック。
[アカウントとインポート]をクリックします。
[名前]の項目にある[他のメールアドレスを追加]をクリックします。
取得した独自ドメインのメールアドレスの情報を入力します。
- 名前:送信するメールに表示させる名前
- メールアドレス:独自ドメインのメールアドレス
それぞれ入力し、[次のステップ]をクリックします。
独自ドメインのメールアドレスで送信するために必要な項目を入力します。
ここで、前の手順でメモしておいた『送信メール(SMTP)サーバー』の情報が必要になります。
- SMTPサーバー:メールソフトの設定で確認
- ポート:465
- ユーザー名:独自ドメインのメールアドレス
- パスワード:メールアドレス取得時に設定したもの
- SSLを使用したセキュリティで保護された接続(推奨)にチェック
各項目を入力し、[アカウントを追加]をクリックします。
『確認コード』が記載されたメールが届いているので、それを確認し入力、そして[確認]をクリックします。
これで、Gmailで独自ドメインのメールアドレスを使って送信できるようになりました。
メールの作成画面で、From(送信元)に表示されているメールアドレスをクリックすると、新しく追加したメールアドレスが選択できるようになっています。
念のため、実際に送信できるかを確認しておくといいでしょう。
このままでも問題ないですが、追加したメールアドレスで送信することの方が多いのであれば、次の設定をしておくといいです。
[名前]の項目に、設定したメールアドレスが追加されているので、その右側の[デフォルトに設定]をクリックします。
この設定を行うことで、追加したメールアドレスがデフォルトのFrom(送信元)として設定され、切り替える手間が省けます。
まとめ
エックスサーバーでは容量内であれば無制限にメールアドレスを追加することができます。
つまり、用途に応じて複数のメールアドレスを使い分けることが可能です。
問い合わせへの返信だけでなく、名刺にメールアドレスを載せることもあるでしょう。
いくつか取得しておくと便利です。
フリーメールと比べると、信頼性もアップするんじゃないでしょうか。
独自ドメインのメールアドレス、ぜひ取得しておきましょう。