タッチ切れを起こしてしまった愛用スマホ『Xperia Z3 Compact(SO-02G)』。
最初はタッチパネル内の一部の狭い範囲が反応しないだけだったので、画面回転や手袋モードなどを駆使すれば、不便ではあるものの何とか使えるレベルでした。
しかし、症状は徐々に悪化…
少しずつ反応しない範囲が拡がっていき、今まで問題なかった箇所にも影響が出始めてしまいました。
このままタッチ切れ症状が進行していくと、最悪タッチパネル全面が反応しなくなってしまう可能性もあるので、そうなる前に修理をすることに。

ネットで情報収集してみると、この機種ではタッチ切れの不具合が頻発していて、私と同じような症状に陥っている人が大勢いることがわかりました。
そして、このタッチ切れ問題について、メーカー側も端末の不備を認めている(?)のか、

という口コミも多数見かけます。
高額な費用を払ってまで修理するつもりはなかったので、無償で修理してくれるのならありがたい話。
口コミ情報を参考に、ドコモショップでXperia Z3 Compact(SO-02G)のタッチ切れ修理の相談をしてきました。

その結果…
口コミの通り、無償修理で対応してもらえました。
ドコモやSONYから公式には発表されていませんが、
- Xperia Z3(SO-01G)
- Xperia Z3 Compact(SO-02G)
同時期に発売された上記2機種に関しては、ユーザー側に過失がなく、普通に使っていてタッチ切れの症状が出た場合、無償で修理してもらえる可能性が高いです。
ドコモと契約していない白ロム端末でも修理を受け付けています。
この記事では、私の愛用スマホであるXperia Z3 Compact(SO-02G)のタッチ切れ不具合を、ドコモショップ経由で無償修理してもらった話をまとめています。
修理に出す時点でのタッチ切れの状態、ドコモとの契約状況、ドコモショップで修理依頼したときのやりとり、修理の内容…など、これから修理を考えている人は参考にしてください。
タッチ切れで修理に出すことになったXperia Z3 Compact(SO-02G)
修理に出す時点でのタッチ切れの進行具合や契約状況は以下の通りです。
タッチ切れの状況
この画像は、Xperiaの隠しコマンドを使って、タッチ切れの範囲を確認したもの。(白い線が引けない部分は反応しません)
タッチパネル内の上の端と中央辺りが横一列の帯状に反応しなくなっていることがわかると思います。
こうなってしまうと、ステータスバーが下せなくなったり、文字を入力しても漢字に変換できなくなったり、使っているとストレスが溜まってしまう状態です。
壊れるような使い方をしたわけではなく、普通に使っているうちに自然とタッチ切れが起こってしまいました。
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スマホのタッチパネルが反応しない!?原因は「タッチ切れ」かも
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ドコモ解約済みの白ロム端末
Xperia Z3 Compact(SO-02G)を購入したのは、2015年1月のことでした。
購入後はそのままドコモと契約して使っていましたが、しばらく経って解約しています。
修理に出す時点では、この端末はドコモとの回線契約はしていない、いわゆる白ロム端末です。
別途、ドコモで通話専用のガラケーを契約中。
タッチ切れ修理を依頼したドコモショップでのやりとり
実際にドコモショップで店員さんとやりとりした内容をまとめておきます。
話の流れとしては、
- タッチ切れ端末の確認
- 修理についての説明
- 代替機の説明
- データ移行や初期化の実施
という感じで進んでいきました。
私の場合、バックアップなどを事前に済ませておいたので、所要時間30分ほどでした。
修理する端末について
タッチ切れ症状を確認


こんな感じで上の端と真ん中辺りが反応しないんですよ。(その場でタッチパネルのテストをして見せる)

どうやら全国的に出ている事象のようで、修理は無料でできるかと思います。
ポイント
私が行ったドコモショップでは、Xperia Z3 Compact(SO-02G)でタッチ切れが頻発していることを把握していて、すんなりと無償修理の話が出てきました。
ただ、他のブログを見ていると、なかなか話の通じない店舗もあるようなので、その場合、別の店舗に行く方がスムーズかもしれません。
水濡れや破損がないかを確認





水没反応もないですし、傷もなくキレイに使われているので、問題ないと思います。
ポイント
水濡れや破損があった場合、無償での修理は厳しいかもしれません。
外的要因による故障と判断されてしまうと、有償となってしまうようです。
白ロムでも修理可能


ポイント
ドコモと回線契約をしていない白ロム端末でも修理可能です。
自分でドコモ経由で購入したものだけでなく、ヤフオクやメルカリなどで中古端末を購入した場合でも、ドコモショップに持ち込むことで修理してもらえます。
保証が切れていても関係ありません。
修理について
修理期間は10日~2週間

ポイント
タッチ切れの修理は、10日~2週間が目安。
内部に別の問題があれば、修理せずに戻ってくる

ただ、内部部品に不良があった場合は、“修理されずに”戻ってきます。


例えば、内臓電池に不良があった場合、8,000円ほど費用がかかるので、タッチパネルの部分も修理されずに戻ってきます。

とりあえず修理に出してみないとわからないですよね。
別途費用がかかるようなら、また考えます。
ポイント
タッチパネルの修理は無償ですが、別の箇所に不良があると、そちらは有償での修理となってしまうようです。
別途費用が発生するようであれば、修理されずに戻ってきます。
代替機について
ドコモ回線を持っていれば、代替機が借りることができる



ポイント
ドコモで契約中の端末を修理に出す場合は、もちろん代替機があります。
白ロム端末を修理に出す場合でも、別でドコモ回線を持っていれば代替機を用意してもらえます。
FOMA回線の代替機はFOMA端末



FOMA回線の代替機にXi端末はお貸しできないんです。

ガラケー借りても…ねぇ…。


ポイント
契約中のドコモ回線がFOMAだと、代替機はFOMA端末のガラケーしか用意できません。
私の場合、通話用のガラケーとして「タイムシンプルバリュー」のみのプランを契約していたので、白ロムのスマホを修理に出しているのに代替機がガラケーという事態になってしまいました。
ドコモのガラケーと白ロムのスマホで2台持ちしているような人は注意してください。
代替機なしの場合、300ポイント

ポイント
代替機を借りない場合、300ポイント貰えます。
自分で代替機の用意ができると、ちょっとお得です。
データのバックアップや初期化について
バックアップ


ポイント
データのバックアップは事前に済ませておくことをおすすめします。
端末内の写真や動画、LINE、ゲームなどのアプリ類。
ドコモショップに来てからデータ移行をしていると、かなり時間がかかってしまうと思います。
できる範囲で終わらせておきましょう。
タッチ切れ範囲が広くて操作しにくい場合は、マウスを接続して操作することが可能です。
その場で端末を初期化



…念のため、もう一回初期化しておきますね。

ポイント
最後に端末の初期化が行われます。
タッチ切れしたXperia Z3 Compact(SO-02G)が無償修理されて戻ってきた
Xperia Z3 Compact(SO-02G)の修理が終わり、ようやく手元に戻ってきました。
タッチパネル以外にも不具合があれば費用が発生するとのことでしたが、特に問題もなかったようで、費用を支払うことなく修理を終えています。
本当にタダでタッチ切れを修理してもらえました。
しかし、修理端末の受け取りが大幅に遅れてしまう、想定外のトラブルも…。
修理内容
修理に出したXperia Z3 Compact(SO-02G)は、メーカーの方でもタッチパネルの故障と判断され、部品交換やソフトウェアの更新が行われました。
具体的な修理内容は以下の通り。
- フロントケース(フロントケース、液晶、タッチパネルが一体となった部品)の交換
- 最新のソフトウェアの書き込み
Xperia Z3 Compact(SO-02G)の構造上、タッチパネルのみを交換することができないようで、タッチパネルと一体となっているケースごと交換されています。
また、返却前に最新のソフトウェアが書き込まれるので、Androidのバージョンは「4.4.4(修理前)」から「6.0.1(修理後)」にアップデートされて戻ってきました。
修理された端末には、購入時と同じような液晶面を保護するシールが貼られています。(上の写真は、シールを途中まで剥がしてしまったので、気泡が入って汚くなってしまいました…)
修理代金
修理にかかった費用は、もちろん0円です。
今回のタッチ切れは自然と発症したものであり、こちらに落ち度はないはずなので、無償修理してもらえて助かりました。
ドコモショップでも説明がありましたが、水濡れや破損があったり、タッチパネル以外にも不具合があると、無償での修理は難しいと思います。
その点は、注意が必要です。
修理期間
修理をお願いしたドコモショップでは、修理期間は10日~2週間という説明を受けています。
おそらく私が預けた端末も、その期間で修理が終わっているはずです。
しかし、私が修理端末を受け取ったのは、2ヶ月近く経過した頃でした。
というのも、ドコモ側のミスなのか、修理が完了した旨の連絡をもらえなかったのです。
本来は、修理が終わった段階でメールにて連絡をもらえることになっていたのですが、1ヶ月過ぎても何の連絡もなく、そろそろ2ヶ月が経とうかというときに自宅にハガキが送られてきました。
本通知より30日以内にご来店いただけず、修理代金やお貸し出し機のご負担金が発生している場合には、誠に不本意ではございますが、別途請求させていただきます、また、6ヶ月を経過してもご来店がない場合は、お預かり品の所有権を放棄したとみなし、処分させていただきますので、あらかじめご承知願います。
ハガキには「修理終わってるんだから早く取りに来い(※意訳)」といった内容が書かれていて、そこではじめて修理完了を知った次第です。
もちろん、修理予定期間を過ぎた辺りで「おかしいな…」とは思っていました。
ただ、私の場合、修理に出したXperia Z3 Compact(SO-02G)以外にも使えるスマホを持っていたこともあり、修理が遅くなっても困ることはありませんでした。
なので、「そのうち連絡があるだろう」と、そのまま様子を見ていたら結局2ヶ月近く経ってしまったという状況です。
ドコモ側の伝達ミスなんて滅多にないと思いますが、あまりにも修理が遅い場合は、一度確認してみてください。
まとめ:Xperia Z3 Compact(SO-02G)のタッチ切れは無償修理してもらえる
普通にスマホを使っていただけなのにタッチ切れを起こしてしまい、どうなることかと思いましたが、タダで修理してもらえて助かりました。
Xperia Z3 Compact(SO-02G)のタッチ切れは、ユーザー側に過失(水濡れや破損など)がなければ、ドコモショップ経由で無償修理してもらえる可能性が高いです。
- ドコモはタッチ切れの不具合を把握している
- 白ロム端末でも修理してくれる
- タッチパネル以外の故障は有償修理
- ドコモの契約回線があれば、白ロムの修理でも代替機あり(※契約プランに注意)
- 修理期間は10日~2週間
タッチ切れの症状が現れているのであれば、ドコモショップに相談してみてください。
事前に、データのバックアップや初期化を済ませておくと、手続きもスムーズに済むと思います。
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Xperia Z3 Compact(SO-02G)を初期化する方法
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スマホのタッチパネルが反応しない!?原因は「タッチ切れ」かも
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