革製のバッグって、使っているうちに擦れてしまったり、傷が付いてしまったり、大事に扱っていても少しずつダメージを受けてしまいますよね。特に、角の部分なんかは他よりもを劣化しやすくて、色が薄くなってちょっと残念な感じになってしまいがち。
“経年変化による味”と呼ぶには微妙…。かといって、捨てるのはもったいない。
そんなバッグがあれば、自分で補修してみませんか?
今回、サフィールの補修クリームを使って、合皮バッグの角の擦れを補修してみました。補修したのは合皮ですが、本革にも使えますよ。
補修前の合皮バッグがこちら
角の部分が擦れて、色も白くはげたようになってしまいました。
持ち手の部分もひび割れたように白くなってますね。
これを補修していきたいと思います。どのように復活するでしょうか。
サフィールの補修クリームで補修しよう
今回、補修するために使うのがサフィールというブランドのレノベイティングカラー補修クリームです。
この補修クリームは、皮革製品全般に使用できるのでとっても便利。傷がついたり、擦れたりして色が薄くなってしまった部分に使えば、傷をカバーしつつ補色もできるという優れもの。
まさに、今から補修するバッグにピッタリですね。
カラーバリエーションも豊富なので、革の色に合わせて選択することが可能です。近い色がなかった場合でも、クリームを混ぜ合わせて絵の具のように色を調整することができます。
補修前に乾拭きして汚れを落とす
補修クリームを塗る前に、乾拭きしてバッグの汚れを落としておきましょう。目立たなくても、長年使っていると結構汚れていますね。
革用のブラシがあれば、そういうのを利用した方がいいかもしれません。
補修クリームで補修する
バッグの色に合わせて、ライトブラウンを選択しました。今回は傷の部分だけでなく、バッグ全面を塗っていきたいと思います。
要らない布で塗っていきますが…思っていたより色が濃かったですね…。
細かい部分は綿棒を使って塗っていきます。
きちんと仕上がるんでしょうか…ドキドキ…。
乾燥後、再度乾拭き
15分程乾燥させて、乾拭きします。
完全に乾いてしまえば、布に色が付くことはありませんでした。
気になる仕上がり具合は…
補修後の合皮バッグがこちら
全体的に茶色が濃くなりましたが、擦れて白くなっていた部分も全然目立たなくなりました。
持ち手の部分も綺麗になってます。なかなかいい感じに仕上がったのではないでしょうか。
もちろん指で擦っても色が付くことはありません。
補修クリームを塗った直後は、臭いがちょっとキツイかなと思っていたんですが、3日くらい放置していたら気にならない程度になりました。
こういう茶系のバッグを補修する場合は、色の選択に注意が必要ですね。ネットで注文すると、液晶の色味によっては思っていた色と若干異なる可能性もありますし。一部分だけ補修しようと思うと、色を混ぜて革と同じ色にしないといけません。
いっその事、私みたいに全面塗ってしまうのもアリだと思いますよ。
まとめ
革製品は長く大事に使いたい。
でも、使っているうちに傷が気になってくることも。
専門店で補修してもらうと、結構なお値段になってしまうと思うので、自分で補修したいと考える人もいますよね。
そんなときは、サフィールの補修クリームがなかなか使えますよ。