ブログのアクセス数を伸ばすためには、新しい記事を書き続けるだけでなく、時には過去記事を見直すことも大事ですよね。
古くなった情報を修正したり、更に詳しくなるように加筆したり…
最初から完璧な内容に仕上げるのは難しいので、ブラッシュアップを繰り返してより良い記事を目指す必要があります。
“ユーザーの検索意図”を満たす内容に記事をリライトすることが、アクセスアップに繋がりますからね。
そんなときに参考になるのが「検索クエリ(キーワード)」。
Google Search Consoleで確認できる「検索クエリ」を参考にすることで、効率的に記事をリライトすることができるのです。
このページでは、私が普段やっているリライト手順を紹介しますね。
検索クエリ(キーワード)はブログ改善のカギ
「検索クエリ」というのは、ユーザーがブラウザで検索するときに入力している「キーワード」のことです。
例えば、あなたが何か欲しい商品について調べるとき、
- 「○○ おすすめ」
- 「○○ 比較」
- 「○○ メリット」
こんなキーワードで検索していませんか?
それがまさに「検索クエリ(キーワード)」です。
自分の書いた記事がどんなクエリ(キーワード)で検索されているのか、どれくらいの回数表示されているのか、こういうデータを知ることはリライトする上でかなり役立ちます。
検索クエリ(キーワード)から“ユーザーが何を求めているのか”を知り、それを記事に反映させることで、ユーザーにとって満足度の高い記事に仕上がるはず。
そして、結果的にアクセスアップに繋がるというわけです。
Search Consoleで検索クエリ(キーワード)を確認する手順
まずは、Google Search Consoleにログインしましょう。
「検索トラフィック」⇒「検索アナリティクス」をクリックします。
表示させるデータを増やすために、
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 掲載順位
4ヵ所全てにチェックを入れておきます。
次に、より多くのデータを集めれるように集計期間を設定します。
「日付」の下のところ、デフォルトだと「過去28日間」になっている期間を「過去90日間」に変更します。
「ページ」のラジオボタンをクリックすると、グラフの下に今まで書いてきた記事URLが表示されます。
その中からリライトしたい記事を選択します。
リライト記事のURLを選択後、今度は「クエリ」のラジオボタンをクリックします。
すると、グラフの下にずらーっと「検索クエリ(キーワード)」が表示されます。
「表示回数」を多い順に並べておくと、見やすいと思います。
表示回数が多いということは、それだけ需要のあるクエリ(キーワード)ですからね。
検索クエリ(キーワード)のデータを活かして記事をリライトする
検索クエリ(キーワード)をじっくり見ていると、いろいろな発見があるはずです。
- 表示回数は多いけど、記事タイトルや見出しに入れてないクエリ
- 掲載順位は高いけど、CTRが低いクエリ
- 掲載順位は低いけど、表示回数が多いクエリ
こんなクエリを見つけたら、うまくリライトすることでアクセスを伸ばせるかもしれませんよ。
表示回数の多いクエリ⇒記事タイトルや見出しに入れてみる
事前にしっかりと下調べして書いた記事は、狙ったクエリで表示されていることが多いですが、中には思わぬクエリに出会うこともあります。
「あっ、こんなクエリで検索する人が多いのか」みたいな。
私の場合、あまり深く考えずになんとなく書いた記事にこのケースが多いです…。
表示回数が多いクエリは、記事タイトルや見出しにも取り入れた方が効果的なので、見直すようにしています。
そうすることで、そのクエリでの掲載順位アップを目指します。
掲載順位は高いがCTRが低いクエリ⇒記事タイトルやディスクリプションを見直す
せっかく検索結果で上位に表示されていても、クリックされない(CTRが低い)記事は勿体ないです。
そういうときは「なぜクリックされないのか」を考える必要があります。
- 記事タイトルが魅力的ではないのか?
- ディスクリプションが分かりにくいのか?
検索結果に表示されたとき、「この記事なら知りたい情報が得られそう」という記事タイトルやディスクリプションに変更します。
大袈裟なタイトルで釣って、内容が伴っていないというのはダメ!
掲載順位は低いが表示回数が多いクエリ⇒記事内容を更に充実させる
表示回数が多いけど掲載順位が低いというのは、もし上位に表示されればそれだけアクセスの増加が見込めるということ。
なので、掲載順位が上げるために、ユーザーの検索意図に沿って記事の内容を更に充実させます。
自分より上位に表示されている記事を調査して、そこに書いてない情報を補足したり、別の切り口で書くようにしたり…。
ただ、同じように上位を狙うライバルも多いので、その点は注意が必要ですね。
まとめ
検索クエリ(キーワード)から得られる情報には、ブログを改善するためのヒントが詰まっています。
言わば、宝の山のようなものです。
うまく活用して“ユーザーの検索意図”を読み取ることができれば、アクセスアップに繋がりますからね。
定期的にチェックして、ブログ運営に役立てましょう。