雨の日にラパンを運転していると、フロントワイパーが劣化してきたように感じました。
拭きムラがあったり、ビビリ音がしたり…
そこで、自分でワイパーゴムを交換することにしました。
ワイパーが劣化したままだと、うまく拭き取れずに雨の日の運転に支障をきたす恐れがありますからね。
ワイパーの交換はとても単純な作業なので、手順さえ知っていれば素人でも簡単にできます。
オートバックスなどのカー用品店で交換をお願いすると、それほど高くないとはいえ工賃(数百円)がかかるし、交換用のワイパー自体もネットで購入した方が安く手に入ることが多いです。
この記事では、ラパン(CBA-HE21S)のワイパー交換手順をまとめています。
少しでも節約したいなら、自分で交換してみましょう。
ラパンのワイパー交換に必要なもの
ワイパーの交換作業に工具などは一切使いません。
必要なものは「車種に適合する交換用の新しいワイパー」のみです。
交換用のワイパーはいろいろなメーカーから販売されていますが、私はいつもソフト99の『ガラコワイパー』を使っています。
『ガラコ』はガラスコーティング剤として有名なので、利用している人も多いと思います。
ガラス面にガラコを施工していても、同じ会社の製品であるガラコワイパーなら問題なく併用できます。
ワイパーの交換方法は、大きく分けて2パターンあります。
- ワイパーゴムのみ交換する
- ワイパーブレードごと交換する
基本的には、ワイパーゴムのみ交換する場合が多いです。
ワイパーゴムのみ交換する場合
「キレイに拭き取れない・ビビリ音がする」という症状は、ワイパーゴムの劣化が原因で起こっている可能性が高いので、ゴムのみを交換すればほぼ解決します。
交換用のゴムはフロントワイパー用が2本、リアワイパー用が1本必要です。
フロントワイパー用
SOFT99 (ソフト99) ワイパー替えゴム ガラコワイパーパワー撥水 No.5 04505
リアワイパー用
ワイパーブレードごと交換する場合
ゴムを新しくしても解決しない場合は、ワイパーブレード自体が劣化していることがあるので、そのときはブレードの交換を検討してください。
交換用のブレードはフロントワイパー用が2本、リアワイパー用が1本必要です。
フロントワイパー用
リアワイパー用
ラパンのワイパー交換手順
フロントワイパーとリアワイパーでは少しだけ交換手順が異なるので、それぞれ解説します。
フロントワイパーの交換手順
まずはフロントワイパーの交換から始めます。
step
1ワイパーブレードを取り外す
ブレードとアームが固定されているあたり(赤丸部分)にストッパーがあります。
このストッパーを押しながら、ブレードをアームの根本方向にスライドさせると取り外すことができます。
ブレードを取り外した後のアームは、タオルなどを挟んで寝かせておきます。
アームを立てたままにしておくと、うっかり倒してしまったときにガラスに傷がつく恐れがあるので要注意です。
これが取り外したフロントガラスのワイパーブレード。
ブレードごと交換する場合は、ゴムの交換作業は必要ないのでステップ3で新しいブレードを取り付けてください。
step
2ワイパーゴムを交換する
ブレードに取り付けられているゴムの端をよく見ると、片方だけ「ロック穴」と呼ばれる凹みが確認できるはずです。
このロック穴にブレードのツメがはめ込まれて、ゴムが固定されています。
ゴムを取り外すには、ロック穴のある側からゴムを引っ張るだけです。
ブレードのツメがロック穴から外れたら、あとはそのままゴムの溝に沿って引き抜いてください。
古いゴムが取り外せたら、交換用の新しいゴムを取り付けます。
取り付けるときは、ゴムのロック穴がない側からブレードのツメを順番に溝に差し込んでください。
このとき、新しいゴムの「金属レールホルダー」をつけたまま作業するとスムーズです。
ゴムの大部分がブレードに取り付けられたら、金属レールホルダーを外します。
最後に、ブレードのツメをロック穴にはめ込んでゴムを固定してください。
こんな感じで新しいゴムの取り付けが完了です。
step
3ワイパーブレードを取り付ける
ゴムの交換ができたら、ブレードをアームに取り付けます。
ブレードをアームに引っ掛けて、カチッと音がするまでアームの先端方向にスライドさせてください。
これでフロントワイパーの交換作業は完了です。
運転席側・助手席側の2本とも交換が済んだら、試しにワイパーを動かして問題がないか確認してください。
リアワイパーの交換手順
つづいてリアワイパーの交換を行います。
step
1ワイパーブレードを取り外す
リアワイパーはフロントワイパーと固定方法が異なります。
左手でブレードとアームの支点となっている部分を支えつつ、右手で赤丸部分をゴム側に押すと外れやすいです。
ブレードとアームの接続部分はこんな感じになっています。
ブレードを取り外した後のアームは、タオルなどを挟んで寝かせておきます。
これがリアガラスのワイパーブレードです。
step
2ワイパーゴムを交換する
ゴムの端を持ち上げて、ブレードから引き抜いてください。
引き抜いたゴムには「金属レール」が2本取り付けられているので、これを取り外します。
金属レールは再利用するので捨てないでください。
ラパン(CBA-HE21S)のリアワイパーの交換用ゴムはピッタリの長さのものがないので、長いゴムを自分でカットして使う必要があります。
取り外した古いゴムの長さに合わせてカットすると、失敗しないと思います。
長さを調節した新しいゴムに金属レールを2本取り付けます。
金属レール付きのゴムをブレードに取り付けます。
ブレードの端から、ツメが溝に沿うように差し込んでいきます。
これで新しいゴムに交換できました。
step
3ワイパーブレードを取り付ける
ゴムの交換ができたら、ブレードをアームに取り付けます。
ブレードの中心あたりとアームの先端が接続できるようになっています。
ブレードとアームを接続したら、ブレードの赤丸部分をアーム側に引っ張って固定してください。
これでリアワイパーの交換作業は完了です。
試しにワイパーを動かして問題がないか確認してください。
まとめ:ワイパーが劣化したら自分で交換して節約しよう
ワイパーの交換は、工具を必要としない簡単な作業です。
作業時間もフロント・リア合わせて15分程度あれば終わります。
交換用のワイパーはネットで買えば安く手に入るし、自分で作業すれば工賃の節約にもなりますよ。
フロントワイパー用替えゴム
SOFT99 (ソフト99) ワイパー替えゴム ガラコワイパーパワー撥水 No.5 04505
リアワイパー用替えゴム