運転免許証の写真って、酷い写真になりがちですよね?
目つきが悪くなったり、髪型が崩れていたり…
完成した免許証を見てガッカリした経験がある人も多いのではないでしょうか。
私も何度か免許更新をしてきましたが、その度に写真写りの悪さにショックを受けていました。
どんなに気合いを入れて写真撮影に臨んでも、犯罪者のような人相の悪い写真にしかなりませんでしたからね…。
でも、そんな悩みは自分で用意した写真を持ち込んで免許更新をすることで解消されました。
写真持参で免許更新をする場合、いくつか条件がありますが、証明写真機などで事前に撮影しておいた写真を使って免許証を作成してもらうことが可能です。
免許センターで撮影していた過去の写真と比較すると、クオリティの差は歴然。
免許証の写真にこだわりたい人は、写真持ち込みでの免許更新がおすすめですよ。
写真持ち込みで免許更新をするメリット・デメリット
メリット
- 納得のいく写真で免許証を作成できる
- 写真の背景色を変えることができる
納得のいく写真で免許証を作成できる
最大のメリットがコレ。
自分で写真を用意すれば、納得の一枚を使って免許証を作成することができます。
犯罪者のような目つきの悪い写真が免許証に使われることを防げますよ。
証明写真機や写真館などで運転免許証用の写真を撮影しておけば、免許更新の当日はその写真を持って行くだけ。
事前に撮影することで、落ち着いた環境で撮影に臨めますし、最悪の場合は撮り直しをすることも可能です。
免許センターで更新手続きの流れで撮影してもらうと、完成した免許証を受け取るまでどんな写真が使われているか確認できません。
しかも、カメラマンは大勢を相手にしなければならないので、一人一人にゆっくりと時間をかけて撮影することは不可能です。
「はい座ってー、はい撮りますー、はい次の人どうぞー。」
こんな感じの流れ作業では、写真のクオリティを求めるのは難しいですよね。
写真の背景色を変えることができる
免許センターで写真撮影をした人って、背景色が青色(水色)ですよね?
でも実は、免許写真の背景色は、規定の範囲内であれば青色以外でも問題ないのです。
実際、ピンク色にしている人もいますからね。
私も今回持ち込んだ写真は背景色が灰色でしたが、問題なく免許証用として採用してもらえました。
背景色が違うだけで仕上がりの印象が変わり、他の人とは異なるちょっとした特別感が得られます。
デメリット
- 写真撮影の費用と手間がかかる
- 写真持参に対応していない場所や曜日がある
- 免許証が即日発行できないことがある
写真撮影の費用と手間がかかる
通常通り免許センターで撮影してもらう場合、写真代はタダです。
しかし、自分で運転免許所用の写真を用意する場合、写真撮影の費用と手間が余計にかかってしまいます。
写真持参に対応していない場所や曜日がある
各都道府県によって異なりますが、全ての免許センターや警察署で持ち込み写真での免許更新ができるわけではなく、一部のみ対応していることが多いです。
また、平日のみ対応となっていることもあります。
新しい免許証の発行に時間がかかることがある
通常通り免許更新をした場合、講習が終わる頃には新しい免許証が完成していて、受け取ってそのまま帰ることができます。
しかし、写真持ち込みで免許更新をした場合、新しい免許証を受け取るために待ち時間が発生したり、当日中ではなく後日改めて取りに行かなければならないことがあります。
免許証用の写真を用意する
自分で用意するといっても、どんな写真でもOKというわけではありません。プリクラやスナップ写真では、免許用として使用できませんからね。
免許証に利用できる写真には、いくつか条件があります。
- 縦3.0cm×横2.4cm
- 無帽
- 正面
- 上三分身
- 無背景
- 6ヵ月以内に撮影したもの
背景は青色や灰色なら問題ないでしょう。赤色や黄色だと却下される可能性もありますが、実際にそれを免許写真として利用している人もいるようなので、絶対にダメというわけでもないみたい。人とは違った背景色にしたい人は、事前に更新手続きを行う免許センター等に問い合わせてみてください。当日、「この写真はダメです!」なんて言われると困りますからね。
各都道府県の警察サイトで、持ち込み写真での更新手続きについての記載があると思うので確認しておきましょう。
警視庁のホームページで適正な写真と不適正な写真例が載っているので、一度目を通してみると分かりやすいかな。不適正な方は、どう考えてもダメなことが分かると思います。(笑)
<参考>
≫持参写真による運転免許証作成及び運転経歴証明書用写真のご案内 警視庁
サイズだけ気を付けて、普通に証明写真を撮れば問題ないでしょう。写真専門店で撮影してもらうと綺麗に撮ってくれます。街中の証明写真機もクオリティが上がっているので、そちらでも十分かもしれませんね。
私は証明写真機「Ki-Re-i」で撮影した写真を使いました。肌質補正モードがあったり、背景色が選べたり、写りも綺麗なのでおすすめですよ♪
写真持ち込みで免許更新してきた(@香川県)
今回、香川県で更新手続きを行ったので、その流れを紹介したいと思います。
※場所によっては、当日の流れが異なることもあると思うので参考程度にしてくださいね。
更新手続きに必要なもの
免許更新の手続きができる期間の半月くらい前に運転免許証更新連絡書というハガキが届きますよね。その中に、「必要なもの」が記載されています。
- 免許証
- 運転免許証更新連絡書
- 手数料
あとは、70歳以上であれば高齢者講習修了証明書、本籍や氏名の変更があれば住民票が必要になります。この辺の必要なものは各自揃えてくださいね。
手数料は、講習区分によって異なります。
- 優良運転者講習 ⇒ 更新手数料2,500円 + 講習手数料500円 = 3,000円
- 一般運転者講習 ⇒ 更新手数料2,500円 + 講習手数料800円 = 3,300円
- 違反運転者講習 ⇒ 更新手数料2,500円 + 講習手数料1,350円 = 3,850円
- 初回更新者講習 ⇒ 更新手数料2,500円 + 講習手数料1,350円 = 3,850円
今回は写真持ち込みで更新するので、写真を忘れずに!縦3.0cm×横2.4cmに切っておけばスムーズです。
免許センターへ
はい、というわけで免許センターにやってきました。
免許センターってさ…交通アクセスが悪い場所にあるの、なんでなの。
更新手続きはこんな感じの流れで進みます。どこも大体同じような感じかな。
中に入って、係の人に「持参した写真で更新したい」と告げます。他のブログでは、別室に通されたって人もいるので、ちょっと不安だったんですが…
だそうで。場所によって少し異なるようなので、分からなかったら聞いた方がいいですね。
証紙を購入して、続いて申請書の記入へ。
あ、交通安全協会に入るのが当然かのように言ってくる人がいるんですが、強制じゃないので断っても問題ありませんよ。特典とかあるっぽいけど、私は必要ないのでキッパリお断りしておきました。要らぬ。
運転免許証更新申請書を記入します。
あと、質問票もあります。これは、平成26年6月1日から提出が義務付けられたみたいです。
運転免許証更新申請書と質問票を提出するときに、持参した写真を一緒に提出しました。
香川県では、写真持ち込みでの免許証更新の場合、即日交付できないようです。即日交付している県もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。
申請書を提出後に適性検査を受けます。視力検査ですね。これも問題なくパス。
そして免許登録。本籍とか暗証番号とか書いた紙を渡されて、間違ってないかの確認をします。
本来ならここで写真撮影があるんですが、持参したのでスルーします。はたから撮影の様子を見てたら、ほんと流れ作業だなって思いました。椅子に座ったらすぐ撮影が始まるから、心の準備もできないよね。
最後に講習を受けます。
教本見て、スライドショー見て、香川県の事故がどうのこうのと説明を受けて終了。ゴールド免許なので30分であっという間に終わりました。
<関連記事>
香川県の交通マナーは悪すぎる!自覚しているのに全く改善されない
免許センターで写真撮影をした人は、この後、新しい免許証を受け取ります。今回は写真持参で更新なので、後日交付となります。
後日、新しい免許証の受け取り
再び免許センターに。
この時に必要なものは、免許証のみでした。
受け取るだけなので、あっさり。滞在時間は3分程でしたね。
写真もバッチリ。免許証にする際に、若干ぼやけてしまうみたいですけど、全然問題ないです。今までの酷い写真に比べたら、ちゃんと人に見せれる写真が免許証になりました。
まとめ:運転免許証の写真にクオリティを求めるなら持ち込みしよう
今回初めて、持ち込み写真で免許更新したんですが、やって良かったと思います。
自分で写真を用意する手間や費用はかかってしまうんですが、それ以上に満足感の方が大きいです。まあ結局は自己満足なんですけどね。誰かに見せる機会なんて、ほとんどないですし。
でも、免許証は常に持ち歩くものなので、あまりにも酷い写真だと嫌ですよね。少しの手間でそれが改善できるのなら、やってみようと思いませんか?
1,000円程度の写真を5年間使うと考えたら…安いもんじゃないでしょうか。
場所によっては後日交付になると面倒くさいと思いますが、もしよかったらチャレンジしてみてくださいね。