『HUAWEI nova lite』が発売され、2万円前後で購入できるSIMフリースマホの選択肢がひとつ増えました。
選択肢が増えることは、我々にとってありがたいことですよね。
今までこの価格帯で人気があったのは、同じくHUAWEI製の『HUAWEI P9 lite』でした。
この2機種、似たような価格とスペックなのです。
一体どちらを選べばいいのやら…。
どちらの機種もコストパフォーマンスに優れていて、悩むのも無理はありません。
そこで、『HUAWEI nova lite』と『HUAWEI P9 lite』のスペック等を比較してみました。
購入する際の参考になればと思います。
『nova lite』と『P9 lite』のスペックを比較
それぞれのスペックを確認してみましょう。
以下の表、左が『nova lite』、右が『P9 lite』です。
HUAWEI nova lite | HUAWEI P9 lite | |
発売日 | 2017年2月24日 | 2016年6月17日 |
OS | Android 7.0 Nougat / Emotion UI 5.0 | Android 6.0 Marshmallow / Emotion UI 4.1 |
CPU | Huawei Kirin655 オクタコア(4×2.1GHz+4×1.7GHz) | Huawei Kirin650 オクタコア (4×2.0GHz+4x1.7GHz) |
内蔵メモリ | RAM:3GB ROM:16GB |
RAM:2GB ROM:16GB |
外部メモリ | MicroSD(最大128GB) | |
バッテリー | 3,000mAh | |
連続待受時間 | LTE-FDD:約531h / WCDMA:約670h / GSM:約524h | LTE-FDD:約610h / WCDMA:約630h / GSM:約600h |
連続通話時間 | WCDMA:約21h / GSM:約36h | WCDMA:約18.9h / GSM:約31.5h |
ディスプレイ | 5.2インチ、FHD(1920×1080)、IPS | |
カメラ | メインカメラ:1200万画素(開口部F2.2/AF/BSI) インカメラ:800万画素(開口部F2.0/FF/BSI) |
メインカメラ:1300万画素(開口部F2.0/AF/BSI) インカメラ:800万画素(開口部F2.0/FF/BSI) |
通信速度 | 下り(受信時)最大150Mbps(LTE) 上り(送信時)最大50Mbps(LTE) |
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通信方式 | FDD-LTE:B1/3/5/7/8/19/28 TDD-LTE:B40 W-CDMA:B1/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900MHz Wi-Fi:802.11b/g/n(2.4GHz) Bluetooth通信:Bluetooth v4.1 テザリング機能 / 最大接続台数:8台 |
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SIMスロット | Nano SIM x 2 | |
その他 | 測位方式:GPS/AGPS/Glonass/Beidou センサー:加速度、コンパス、環境光、近接、指紋 |
測位方式:GPS/AGPS/Glonass センサー:加速度、コンパス、環境光、近接、指紋 |
サイズ | 147.2mm × 72.94mm × 7.6mm | 146.8mm × 72.6mm × 7.5mm |
重さ | 147g | |
カラー | ホワイト、ブラック、ゴールド |
どちらも似たスペックですが、CPUやRAM、カメラ性能に違いがあるようですね。
バッテリー容量も同じですが、待受時間と通話時間に差があります。
『nova lite』が勝っている点
- Android 7.0搭載
- CPU性能
- RAM容量
- 連続通話時間
CPU性能はこちらの方が僅かに上です。
また、RAM容量も3GBなので、キビキビとした動作を求めるのならば『nova lite』に軍配が上がると思います。
現時点でAndroid 7.0を搭載しているところもポイントでしょうか。
<追記>
2017年3月13日より、『P9 lite』でもAndroid 7.0へのアップデートが開始され、バージョンによる優位性は少なくなったように思います。
ただ、さらに先のことを考えると、後発の『nova lite』の方が次のバージョンへのアップデートも期待できるかな、と。
『P9 lite』が勝っている点
- カメラ性能
- 連続待受時間
メインカメラに1300万画素でF値2.0のレンズを採用しているので、カメラ性能を重視するのであれば『P9 lite』を選択した方がいいかもしれません。
購入方法の違い
『nova lite』の場合
『nova lite』はMVNO専売モデルとして発売されているので、一部例外はありますが、基本的には端末と回線契約がセットになっています。
取り扱っているMVNOも限られていて、現在は以下の8社のみです
各MVNOでの端末価格と料金プラン、実施中のキャンペーン情報を以下の記事でまとめているので、参考にしてください。
『P9 lite』の場合
対して、『P9 lite』はMVNO回線とセットでも購入できるし、Amazonなどでも取り扱っているので、端末のみ購入することも容易です。
端末を自分で用意すれば、好きなMVNOが選択できるのは魅力といえますね。
まとめ
コスパに優れた『nova lite』と『P9 lite』の2機種。
スペック的には似ている部分が多いので、CPUやRAMを重視するか、カメラ性能を重視するかがポイントでしょうか。
ただ、現時点では『nova lite』の方が安く購入できるので、端末価格を考慮すると『nova lite』が優勢かもしれませんね。
私も、どちらか購入するんだったら『nova lite』の方に惹かれます。
<追記>
『HUAWEI nova lite』を楽天モバイルで購入しました♪
レビュー記事はこちら。
【レビュー】HUAWEI nova liteを3色購入!コスパ最高は伊達じゃなかった
以上、スペック比較でした。
参考にしていただければ幸いです。